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yokoban style 2004年4月の修理実例紹介などなど
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タクシーの修理 / 祝!ゴールデンウィーク特別企画: 「RX−7」オールペン / 埼玉県・レガシー様より /ランサーEVO[・
アライメント / チタンテープを試してみた / 息抜き / 職人さんからのメールより〜「中古車屋さんからの仕事」 /
葉山「音羽楼」にて / パジェロ・イオ〜サビ予防策〜 / 春到来!/ 嬉しいメール / FIATバルケッタご報告 /
まあまあの仕上がりとは? / 思考は現実化する!? / シビックtypeR「復活」への道のり
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・・・・ 連休を前に心浮かれていた、そのとき・・・・
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4月27日 ・・・・・・・・・・・近況報告・・・・・・・・・・
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そろそろ待ちに待った連休ですね!
日頃の疲れを癒せる、絶好の機会です。
やっとひと息つけるかなーと思っていたところ、
古い付き合いのあるタクシー会社から、緊急の板金修理が3台入庫!
うち1台は、廃車にしてもおかしくない程の重傷。
タクシーの運転手にとっては、クルマがなければ商売になりません。
もちろん、代車じゃ営業できないしね。
そういうわけで、ゴールデンウィークはいったいどうなってしまうのか?
仕事三昧で、会社の売り上げがゴールデンな「週」になるというのだろうか・・・。
僕だけでなく、塗装屋さんもウチにきてから5キロほど痩せたという・・・。
神田氏は、甘党のせいか、中性脂肪と血糖値がどうのこうの・・・。
親方は、慢性的なコレステロールが・・・。
皆様方におかれましては、楽しい休日をお過ごしくださいませ。
それでは、また。
(余力があれば更新します・・・)
20004. 4. 27
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フェンダーの損傷に注目。
ヒューズBOXも破壊されてしまった。
配線と、カプラーも損傷大。
タクシーなので、急いで仕上げなければならない。
この損傷を3日で修理完成させた。
その記録として、掲載しておきます。
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フェンダーを取り除いたところ。
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4月29日(木) 作業 1日目
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入庫したのは27日だったが、保険会社の事故調査人が来るまでは、手をつけられなかった。
そのため、29日(祝)みどりの日に出勤して作業しなければならなかった。
お昼の時点で、一気にここまでやった。
午後からフレーム修正をして、新しいパネルを溶接して終了。
休みがかかると、よく働くものだ・・・。
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4月30日(金) 作業 2日目
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エンジン系も分担作業で効率よく。
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破損したカプラーと配線は、新しく作りなおし。
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かなりの事故だったので、リヤ廻りも損傷していた。
時間に余裕がないので、エンジン廻りを整備士が作業するのと同時に
リヤ廻りから塗装も進める。
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5月1日(土) 作業3日目
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明けて翌日、完成できました。
画像は、ここまでしか撮っていませんでしたが、組み付け、塗装をして完成となりました。
*タクシーだけの「特別修理」です。
すべてのクルマの修理を、早く完成できるというものではありません。
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「 安心して ご利用ください! 」
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以上、記録として掲載しておきます。
2004 5.1 yokoban.
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ゴールデンウィーク特別企画: 「RX−7」 オールペンのご報告等々
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オールペンの報告をします。
今回、たまたまセブンが2台続いて「オールペン」となりました。
このように、同じクルマが続くということは、修理屋にとっては珍しいことではなく、
実は、よくある現象なのです。
タクシーが連続3台入庫というのも、そうです。
「友は友を呼ぶ」というものなのでしょうか。
しめしあわせたように、同じ車種の修理が続いたりしますと、
「偶然」のひと言では済まされないような気がします。
今回は、青い方のセブンを中心に紹介していきます。
FD3Sの最終型のバージョンです。
最終モデルは、製造中止が発表され注文殺到したそうですが、
発表の少し前だったそうで、楽々購入(大幅値引き)できたそうです。
そんな貴重なモデルを、惜しげもなくオールペンしてしまうオーナーさんの決断力に感心しました。
普通ならば、「査定・下取り」考えます。
大きな事故をしたというわけではありませんから、「どうせ塗装するなら、好きな色で・・・」というものでも
ありません。
聞いてみたところ、「自分の好きな色が新車では無かったため」というお話でした。
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まずは、オールペンするにあたって、「へこみ・傷」の修理からスタートします。
見過ごしがちな小さなエクボ等も、あれば一緒に修理しておきます。
画像は、デントリペアの道具を使ってヘコミを出しているところです。
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赤いセブンも同時進行。
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塗装がきれいというだけではなく、自然な仕上がりを目指すために、
窓の枠、モール類も取り外すことにしました。
ここまでやると、際(きわ)まで塗装できるので、ちょっと見ただけでは、
オールペンしたかどうかが、わかりにくい仕上げとなります。
ただし、車種によっては、ガラスを一度取りはずさなければならないものもあり、
その場合には、ガラス脱着の工賃が別途かかります。
このセブンに関しては、ガラスを取り外す必要はなく、「ワク」のみ交換できる
タイプでしたので、ワクの部品代と交換工賃ですみました。
*: 予算によっては、マスキング処理で塗装する場合もあります。
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取り外したバンパー。
オーナーさんの希望で、エンブレムの取り付け穴は埋めました。
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サンダーを使い、旧塗装を研ぐ。
ドアミラー、ドアノブ等々も取りはずしてあります。
オーナーさんは、お気づきではなかったようですが、右ドアの後ろのところにも、
小さなヘコミがありました。
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ここからは塗装屋さんの出番です。
お疲れでしょうが、もうひとふんばりというところ。
塗装屋さんは、体重70キロから65キロに落ちたそうですが、
僕は、75キロから、55キロまで落ちました。
素晴らしき、「ヨコバン」。
アフターファイブにフィットネスクラブに通う必要はありません。
ダイエットには、最適な会社かもしれません・・・。
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塗装する前の状態をブース内で撮ってみました。
旧塗装を全部剥離(はくり)する必要はありません。
研ぎつけた塗装面の上に、新しい色を乗せていきます。
新車の時の防錆処理は、残しておいた方がいいからです。
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今回の色です。
塗料メーカーは、「シッケンズ」を使用しました。
理由は後で説明します。
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ここで、ちょっと休憩。
親方の新しいタバコです。
前は、「ミラショーン」なるブランドだったのですが、
製造中止となったそうで、この「キース」に替えたそうです。
ブランデーの香りのする、ちょっと洒落たタバコです。
喜ばしいことには、ニコチン・タール等の有害物質の量が、
ミラショーンよりも多いそうで、健康を害する可能性は上がったという。
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「僕が定年するまでは、がんばってください!」
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・・・・・・ オールペンから、ちょっと脱線、「アライメントについて」 ・・・・・・・
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こんにちは。
ネットや人づたいでヨコバンさんの評判を聞いて、是非相談させて頂きたくメールしました。
三菱のランサーエボリューション[MRですが、コンクリートか何かを踏んだようで、
ボディー下部(底部)の右後輪の前あたりにある金属部の端部2cmくらいが1cm程上向きに曲がってしまいました。
文章では上手く説明できないのですが、曲がった部分がマルチリンクサスのリンク部のゴムブッシュに
接触してしまっています。
ディーラーは走行性能には全く支障無いと言っているのですが、まだ新車ですし(たったの1000km走行!!)、
足回り近辺ですので、精神衛生上、是非なおしたいと考えてます。
ディーラー曰く、修理する為には、右側タイヤとアーム(マルチリンクサス)を全て外した後、
曲がった部分をアーム固定部に影響が出ないように元に戻し、防錆塗装(?)後、再度アーム類を組んで、
恐らくアライメント調整が必要と言われました。
もし直す必要が無いとしても、ヨコバンさんのお墨付きなら安心できます。
このような感じなのですが、一度お伺いしてよろしいでしょうか?
私、埼玉の**市に住んでいます。
※横須賀までなら、いつものドライブコースです。
できれば、会社の都合で、土曜日にお伺いしたいと思っているのですが…。
ご連絡ください。よろしくお願いします。
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後日、いただいたメール ↓
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その場での修理、大変助かりました。
アライメントのせいか、帰りの高速道路、以前よりずっと直進安定性が増したような気がします。
また何かありましたら、お世話になると思います。
その時は宜しく御願いします。
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ご遠方からの入庫、ありがとうございました。
日帰りで済む程度でよかったですね。
ウルトラ高性能なランエボMR。
楽しんでくださいね。
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塗装の様子。
夜8時から吹き始めました。
塗装屋さんの根性の結晶です。
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明けて翌朝、乾燥、焼付けとすすみ、塗装面の磨き処理をしているところ。
バンパーもご覧のとおり。
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取り外しておいた部品を組み付ける。
ドアミラー、スポイラー等は、単体で塗装しておいたのです。
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ドアのモール等、外した部品は、結構な数になる。
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このとき僕は、例のGT−Rを担当。
寸法合わせ&フレーム交換まで完了し、
「フ〜ッ」といった感じのところ。
詳細は、後日掲載します。
板金屋が使う、「疲労軽減グッズ」の紹介 ↓
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チタングッズを試してみました。
これは、箱根駅伝で有名なファイテンというところが販売している「チタンテープ」です。
肩こり、腰痛、ひざ痛等、体の痛いところに貼ると、調子がよくなるというものです。
メカニズムはよくわかりませんが、貼ると本当に痛みが無くなってしまうのです。
疲れがたまってくると、あちこち痛くなってきますので、そんな時に使っています。
これは、オススメです!
詳細は こちら
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・・・・・ 息抜き ・・・・・
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なんと言ってもストレス解消にはこれしかありません!
大黒パーキングからベイブリッジ本線へ合流する手前のコーナーで撮ってみました。
結構きついコーナーだからか、壁にはクラッシュの跡が多数あります。
気が付かなかったが、制限速度は「50」なんですね・・・・。
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それでは、お待ちかね「RX−7」オールペン完成披露です。
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この色は、ランボルギーニ・ディアブロの純正色がベースです。
そのため、シッケンズの塗料を使ったのです。
当初は、ディアブロの色をそのまま使う予定だったのですが、実際に試し吹きしてみたところ
ちょっとオーナーさんの好みとは違うということでした。
そこで、オーナーさんの好みに近づけるべく、幾度の試し吹きを経て、この色合いとなりました。
予想に反して、「純正でこういう色ありませんでしたっけ?」 という感じで、違和感はありません。
派手だけど、それでいて控えめな感じもして、洒落ています。
メタリックの粒子が細かいので、上品でもあります。
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夜はこんな感じに見えます。
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オーナーさんは、テレビ関係の仕事をしており、なかなか忙しいご様子。
色合わせのための打ち合わせも、ウチの開店時間前に「仕事帰り」ということで来られたほどでした。
ウチでの打ち合わせの後に、やっと帰宅できるのかと思えば、「これからまた会社戻って会議なんです」
とのこと。
おそれいりました。
会社というか、「テレビ局」で寝泊まりしてることの方が多いそうな・・・。
そういえば、北海道のおみやげありがとうございました。
おいしくいただきました。
忙しくてあまり乗る機会はないのかもしれませんが、
そうであるからこそ、思うとおりのコンディションでドライブしたいものですね。
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仕事に追われ、自分を見失いがちなとき・・・。
無心になれる何かが欲しい。
そんな時、「クルマ」という選択肢があってもいい。
このクルマを見ていて、そんなことを思った。
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眺めているだけで気分が高揚してくるクルマになったと思います。
2004年 .4月 yokoban
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4月27日 埼玉県の「レガシー」様より、メールいただいた。 ↓
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To:ヨコバンの皆様
お世話になります。
2月頃、埼玉より白のレガシィにてご相談に行きました**です。
仕事が忙しかったこともあり、再修理が延び延びになっていましたが、おかげさまで無事にホィールベースも
元通りになり、ボディの修正が雑だった部分も、まぁ納得できるレベルにまで復元してもらえました。
本当に、有難うございましたm(__)m
結局、あれから2度修理に出しました・・・。
一度目
・ラジエターパネルの歪み、錆び ⇒ 歪みの修正、再塗装&錆止め
・ホィールベースについては、取り付け位置の修正をしたが、15mmの左右差が8mm程度になった。
・4輪アライメント取り直し
この後、仕事でしばらく対応できませんでした。
その後、やはりホィールベースのズレが納得できず、ディーラーと話合いの結果、フロントサブフレームの交換
となりました。
二度目
・Frサブフレーム交換
・4輪アライメント取り直し
二度目の修理で、ホィールベースはほぼ左右差は無くなりました。(メジャー計測ですが、2mmほどの差でした)
メカニックの方も、ロアアーム取り付け位置が前方にかなり動いたので、サブフレームもやはり歪んでいた
のでしょうとのことでした。(事故当初は交換すると言っていたのだから、初めから交換していてくれれば
こんなに揉める事もなかったのにと文句は言いました)
アライメントは、ぶつけた左側フロントのキャスターが最後まで合いませんでした。
既定値と1度ぐらいずれていますが、これは許容範囲なのか判断つかなかったので、様子見という事になりました。
一度はぶつけた車なので、完璧には戻らないと思いましたので・・・。
ようやく、お気に入りの車が復活してホッとしています。
本当に、ヨコバンさんには感謝しています。
私の周りの車好きにも、「お勧めの信頼できる板金屋さん」として紹介したいと思います。
また、私が所属しているレガシィのメーリングリスト(会員数1500人)にも、情報として流したいと思います。
また、お世話になりに行きますので、その時は宜しくお願いします。
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直ってよかったですね。
多少なりとも、お役にたてたようで、こちらも嬉しいです。
もう、二度と事故に遭わないよう、お祈りしておきます。
それと、メーリングリストも1500人とはすごいですね。
ありがたいことです。
そう言えば、最近埼玉県のレガシーの方が修理に来られました。
もしかしたら、メルマガを見た方だったのかもしれません。
どうぞ、楽しいクルマ生活をお過ごしください。
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遅ればせながら、4月9日に同業の方よりいただいたメールを紹介します。
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忙しいなか返事ありがとうございました。
今の会社は国道一号線沿いなので板金塗装の仕事はたくさんはいって来ます。
それに加えて中古屋さんからの仕事もかなりふえてきたんですけどとても一人でこなせませんので
二件の板金屋さんに外注で出しているんですけど仕上がりが・・・・・・。
この前も外注で直してもらったのがクレームでそしてもう一度やり直してもらったらしいんですけど
それもまたひどかったので社長から僕にこれなんとか綺麗にできないかと言われ
とりあえず色だけ塗りなおしました。
で、そのお客さんからは2年間の塗装の保障をしてくれと言われたらしいです。
早いとこ自分ところで全部こなせるようにもって行きたいと思います。
(そのことを社長とコンサルタントに行ったら板金塗装はあとだといわれた・・・・ガックシ)
そー言えば今イプサムのリヤドアとステップ直してるんですけどドアは表と裏がめくれてたし
ステップはペッチャンコリヤドアの下のプレスラインとステップのラインが苦労しました
今日やっとサフはいりました。
丸一日パテといでいましたよ。
もーぶつけないでねって言いたいです。
もし今度ぶつけてきたらお願いだから交換してって言いますきっと。
板金の神様じゃないって言ってましたけどやっぱ神業ですよその技術
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中古車屋さんからの仕事というのは、修理屋にとっては、複雑な気持ちのところがあります。
修理代を安くあげるようにしなければ、中古車屋さんの利益にならないからです。
原価を抑えるために、努力してあげなければなりません。
交換部品を少なくして、「修理できるところは修理する」というものです。
しかし、この方も言うように、交換した方が早く完成できて、結果として望ましい場合もあります。
そのへんの見極めが難しいところです。
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4月25日 青のインプレッサさんより ↓
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yoppi様
ホームページ拝見しました。
ご結婚おめでとうございます。
奥様とお幸せに!
P.S
ヨコバン様へというより、私的なメールになってしまいましたがご勘弁を。
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3月に掲載したインプレッサの方からのメールです。
この方は、筑波サーキットで開催されるジムカーナに参戦しています。
筑波サーキットのHPに結果が掲載されているというので見てみましたら、
エントリー名に「ヨコバン」の文字があるではありませんか。
ありがたいものです。
はじめは自動車修理のことばかり掲載していましたが、
だんだんと、修理のワクを超えてきてしまいました。
どうぞ今後ともよろしくお願いします!
ジムカーナでのご活躍を楽しみにしています。
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葉山の料亭「音羽楼」にて
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「音羽楼」は大正時代に葉山の御用邸を手掛けた宮大工により建てられました。
都会の喧噪を忘れホッと一息入れたいときにピッタリの場所です。
この庭の景色と繊細な味付けの日本料理、それと女将さんの心遣いが「ささくれた心」を癒してくれます。
湘南のいわゆる「にぎやかしいデートレストラン」とはちょっと雰囲気が違います。
落ち着きさと和みに満ちています。
お値段は、ホテル、他の日本料理・会席料理のお店と比べ意外とリーズナブルで、
料理の味を含めトータルでのコストパフォーマンスもとても高いと思います。
料理長池田氏のファンになりました。
音羽楼HP こちら
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4月24日(土) 「三菱パジェロ・イオ」 のご報告。 〜修理におけるサビ対策を考える〜
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ひさしぶりの更新となります。
全国から「楽しみにしている」旨のメールいただいて驚きです。
実際にご来店いただいた方の中でも、愛知県からアルファロメオ、長野県からメルセデス
ベンツSL・・・等々
遠方からも、わざわざ足を運んでいただき有難いかぎりです。
この場をかりてお礼申し上げます。
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さて、遅ればせながら、修理経過ご報告いたします。
損傷箇所は、ドアとクオーターパネル下側。
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へこみは、このような感じでした。
修理する側にとって重要なのは、横のプレスラインがへこんでしまっていること。
このラインをしっかり出せるかどうかが、きれいに直るかどうかのポイントです
また、ドアとの「すき間」も重要です。
たったこれだけの「へこみ」と思われるでしょうが、ドア開閉の「柱」となる部分ですから
結構固い部分なのです。
そのため、意外と「出しにくい」箇所でもあります。
強度的に重要な箇所であるため、 修理するにおいては強度を持たさなければ
なりません。
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もしも、この部分にパテを大量に盛ったとしたら、剥がれる可能性は高いと思います。
ドアの開け閉めのたびに、この部分に力(衝撃)が加わるからです。
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仕上がりはこんな感じです。
ドアとの「すき間」を確認してみてください。
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ここで、今回のテーマである「サビ」の予防についてお話します。
クルマのパネルに、溶接等の火を入れた場合、その焼けた部分にはサビが発生しやすくなります。
今回は、引き出し作業の際に、ごく小面積の溶接をしていますし、ハンダ盛りも使っています。
しかし、地のパネルが焼ける程の熱は入れていませんから、そのままでもまず問題の無いレベル
なのですが、念のために防錆処理を施しておきました。
使用したのは、ワックスタイプの「サビ腐食防止剤」です。
これをパネルの裏側に塗布し、裏側からのサビの発生を予防します。
クルマにとってサビは避けられないものですが、やれることはやっておきたいものです。
一般的には、「アンダーコート」もありますが、こういった部分には、ワックスタイプがおすすめです。
無色ですから、塗布しても目立ちませんし、液状なのでパネルの継ぎ目の奥まで浸透します。
なにしろレストアの本場、「英国製」ですから気分的にも安心できます。
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三菱自動車に対するダイムラーの「資本援助」はなくなってしまい
今後の動向が気になります。
(僕も、昔はパジェロに乗っていましたから)
幾多の困難を乗り越え、今があるのですから、元気を取り戻して欲しいものです。
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以上、ご報告申し上げます。
2004. yoppi.
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春到来・・・

オープンカーの季節・・・

そして、オールペンの季節!(?)
RX-7(FD3S)
しかも2台・・・。
お楽しみに。
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| 4月13日(火) バルケッタのオーナー様より嬉しいメールをいただいた。 |
修理時はお世話になりました***と申します。
お茶に代車に良い対応をしていただきました。
やはり、ホームページ通り凄腕の板金屋でした。
ホントにどこを修理したか分からない出来で塗装もばっちりでしたので八王子から頑張っていった甲斐があり、
大変満足しています。
まあ金額は張りましたが、修理内容等考えると納得しています。
愛車は初めての外車で心の中でぶつけたことに泣いてましたので治すなら金額より不満の残らない
修理をしたいと思っていました。
(修理内容が他に比べると少なく)ホームページには載らないかな・・・?と思っていたところ載っていたので
嬉しかったです。 (さすがナンバーは写ってませんね!)
社長さん自ら診断していただき、人柄にも惚れました。
頑なな職人と言うより社交的な職人でした。
こんな時代だからこそ手を抜かない、技術を持った誠実な商売が勝ち残っていくと思います。
私も技術屋の端くれなもんですから、勉強になりました。
それではどうも・・・
またやっかいになりたいようななりたくないような・・・(笑)
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遠いところお越しいただきまして、ありがとうございました。
末長く、エンスーライフをお楽しみください。
無事故・安全運転を心よりお祈り申し上げます!
(ホンネです)
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4月9日 FIATバルケッタ板金のご報告
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フィアット バルケッタ。
これまた、非常にエンスー度の高いクルマです。
ドアとフェンダーを損傷してしまいました。
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まずは、損傷の深さと大きさを見てください。
この横に通るラインがポイントです。
なぜならば、このラインこそが、バルケッタのシルエットとなる特徴でもあるからです。
それでは、他の工場様とはとはちょっと違う「yokoban流」の修理方法で直していきます。
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今回目指すのは、極力、「パネルを傷めない修理」をすること。
パネルを傷めないとは、塗装面積を小さく抑えることが可能ということと、
錆の発生、パネルの強度の変化を抑えるという目的でもあります。
そのために、まずはデントリペアで限界まで試してみます。
小さなへこみであればデントだけで直る場合もありますが、この損傷程度ともなると、
デントリペアだけでは、まず無理です。
しかし、デントリペアでやれるところまで直すのがウチのやり方。
その理由は、デントが一番鉄板(パネル)に優しいからです。
デントは、パネルの「復元力」を利用した、自然な修理方法だからです。
デントリペアとは?: 細長い金属棒をテコの要領で使い、へこみを押し出す修理方法。
小さなへこみに特に有効。
上手くへこみを押し出せれば、塗装なしでも完成できる。
欠点は、高度な技術を要するということと、
大きなへこみは、出し切れない場合があることです。
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デントで無理なところは、板金で直していきます。
最初から板金で仕上げることも、もちろん可能ですし、一般にはそうするものですが、
そういった手順を踏むことで、パネルに優しい仕上になるとウチでは考えています。
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そして、さらにハンダ仕上げ。
デント → 板金 → ハンダという3段階の工程を経て完成。
それなりの時間がかかってしまうことがわかっていただければ幸いです。
残念なのは、塗装してしまうと、どんなふうに「地のパネル」を仕上げたのかが、
わからないということ。
その証拠として掲載しています。
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この流れるようなラインが美しい。
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自動車修理にマニュアル無し!
職人は、ただ技術を磨いていくのみ。
(なんちゃって・・・)
yokoban 2004.
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4月9日(金) 「まあまあの仕上がり」とはなんなのか? 職人さんからのメール紹介
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まあまあの仕上がりでいいからとか、ざっと直しといてとかってあるのでしょうか?
今の会社(お客さんの中にもいます)では頻繁に言われるんですけどこれって何なんでしょうか?
そんなのってありなんでしょうか?
時間かかる割には台数が上がらないとか、これだけの見積もりだからこの程度でいいとかって言われても
こまりますよね?
やっぱり仕上がりとか、お客さんによろこんでもらえることですよね。
(自分の納得とか今の自分の腕の限界までとか)
ヨコバンさんはどう思いますか?
綺麗に仕上げなくてもいいってどんな仕上がりなんでしょうか?
(僕が全技術を使ったところでヨコバンさんには全然かないませんけど)
今いる会社はちょうど一年前に入ったんですけど車検の台数が年々下がってきていて経営困難になってきたので
板金塗装で何とかがんばってくれないかと任されてるんですけど一人なもので・・・・
来月から経営コンサルタントが来ます。
自分でも会社のために台数を増やしたいけど仕上がりも落としたくないし、
時間がないからって下手な仕上がりで出すのも自分も納得いかないし、ずっと一緒にやってきていた親方にも失礼だし。
悩みます
最近はヨコバンさんのホームページを見るのが唯一のはげみです。
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以下、ウチの社長のお返事です。
業界全体で考えると、ほとんどの経営者が入庫確保に苦労していると思います。
今の景気では、お客さんも同じような立場にあるわけでして、当然安く仕上げることを要求してきます。
当社では、安い仕上げを要求してくるお客さんには修理内容をよく説明してから受注しています。
まれなケースですが、「粗だし」くらいで済ませる場合もあります。
また、塗装費用の関係から、デントリペアで済ませる場合もあります。
確かに、職人は技術力にこだわる必要がありますが、相手のことも考えて受注しなければならないと思います。
当社も、周囲1キロ以内に同業者・ディーラー含めて30社くらいありまして、時間をかけて自社の特徴をだしてきました。
職人が経営に携わるわけですから、どうしても納得のいく仕事をしたいのは当然ですが、
経営を考えれば、時と場合によっては、いたしかたない時もあるかと思います。
難しい問題です。
お互いに努力していきましょう。
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以下、参考までに僕の感想。
ある新興中古車屋さんの請け(展示車の修理)を以前していた工場の社長さんのお話です。
その中古車屋さんからは、仕事が継続的にくるものの、ダンピングは厳しく、
10万円の仕事を3万円以下に値切られるレベルだったという・・・。
それでも、このご時世、仕事が無いよりはマシと考え、「その修理金額に見合った仕上げ」で修理したところ、
理不尽なクレームがくるようになってきたので、(もっとクオリティを上げるようにとの)
馬鹿にするにもほどがあると、しばくらくしてそこの仕事を止めたとのお話を聞いたことがあります。
中古車屋さんにしてみれば、仕入れたクルマの修理費を極力抑えたいのは、当然のことですが、
修理屋だって商売ですから、そんな大幅値下げは不可能です。
経営困難になってしまいます。
そのため、厳しいダンピングに対応するには、「時間短縮」で対応するしかありません。
そうなると、ていねいな仕事をしている余裕はありませんから、どうしても「パテ盛り主体」の方法を
取らざるを得ないというのも、残念なことですが、修理屋にしてみればあたりまえのことです。
社会問題になりつつある、「粗悪な中古車の流通」という背景には、こういうことがあると思います。
つまるところ「安かろう悪かろう」という言葉のとおりです。
これが、世の習いではないでしょうか。
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4月9日(金)
ある方から先月いただいた問い合わせのメールですが、書き出しがとてもおもしろかったので紹介します。
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**と申します。
以前、赤いMR-Sで補修を何度かと、昨年、緑のBMWのフラッシングをお願いしましてお世話になりました。
横板さんの技術と社長の人柄に魅入られまして、またお世話になりたいものだと思っておりますが、
事故や故障が早く起きないものかと期待するわけにもいかず(笑)、ご無沙汰しております。
さて、本題です・・・・。
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修理屋は、医者と同じで因果な商売です。 正直なところ、病気・事故があってナンボの世界ですから・・・。
まず、このメールを見まして、本屋さんの自己啓発コーナーで必ず見かけるあの本を思い出しました。
ナポレオン・ヒル博士の成功法則シリーズ・・・。
「思考は現実化する」
成功法則の古典ですから、ご存じの方も多いと思いますが、
内容は、強く思ったことは実現してしまうということが書いてあります。
というわけで、ご縁がありましたら、よろしくお願いします。
お待ちしております! (気長に)
この仕事を長くやっていると、事故に巻き込まれやすいタイプの人というは、なんとなく共通点があるように
思えてきますが、これについては、また日を改めさせていただきます。
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4月2日(金) 「CIVIC Type R 大損傷から復活なるか!?」 〜溶接についてのおはなし〜
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まだ新しいシビック・タイプRです。
同乗者いわく、***キロオーバーでのスピンは、結構な衝撃があったとか・・・。
左右両パネルとも大きく損傷。
フロントは、左のタイヤ(足回り)が曲がっています。
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さらに、トランクの中は、このありさま。
後ろも強くぶつけてしまったようです。
ここまで、折れてしまったら、フロアパネルを交換しなければなりません。
ちょっと大がかりな作業となりますが、yokoban流に仕上げていきます。
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「さて、いっちょやりますか!」
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まずは、寸法図をチェック。
作業工程を頭の中で準備する。
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右は、フロアパネルを取り除いたところ。
取り除くと言っても、フロアはボルト止めではなく、スポット溶接で固定してあるので、
そう簡単な作業ではありません。
溶接ポイントを1点づつ、ドリルで揉んで破壊していくのです。
今回は、フロアパネルだけではなく、左右のクオーターパネルもこのような感じで交換します。
方針としては、まだ新しいクルマということもあり、なるべく新車状態に近づける修復を目指します。
詳細は、あとで紹介します。
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フレームを測定をする。
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寸法合わせは、結構重要な作業です。
クルマには誤差があるということは、前月にも書きましたが、
だからといって、寸法合わせを軽視して良いというわけではありません。
実際には、なかなかキッチリとは合わせられないものなのですが、
それは、新車状態からの組み付けの誤差があるからです。
数多くやってきてわかってきたことですが、新車の時から数ミリですが、
寸法に違いがあることはよくあります。
結構いいかげんなものと思うかもしれませんが、多数のパネルをひとつづつ
人間が組み立てていくわけですから、トータルとして数ミリの寸法違いは
許容範囲となるわけです。
しかし、修理においては、この寸法合わせを妥協しすぎるとあとで後悔します。
修理時の寸法違いは、損傷の影響からなのか、それとも新車からの誤差なのか見分けるのが
難しい時があるからです。
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さて、ここで溶接についてひとつ紹介します。
今回ウチでするのは、特殊な「MIG溶接」です。
MIGとは、Metal Inert Gasの略で、金属と全く化学反応をおこさないガスという意味です。
金属と反応しないということは、安定して溶接部を保護できるというメリットがあります。
具体的には、アルゴンガスを使って行う溶接のことで、溶接箇所をアルゴンガスでシールド
(保護)しながら溶接していくので錆がでにくいのです。
また、溶接温度が安定しているので、熱による歪みもでにくいのが特徴です。
最初に「特殊なMIG溶接」と書きましたが、ウチで使っているガスは、
アルゴンと酸素の*混合ガスなのです。
通称「MOガス」とい呼ばれている、特殊なガスなのです。
この「MOガス」の特徴は、最新の自動車の鋼板パネルを溶接することに合わせた
仕様になっていることです。
今の自動車のパネルは、昔と比べて薄くなってきており、重量も軽くなってきていますが、
これが「超高張力鋼板」というものです。
この鋼板のおかげで、クルマを軽量化でき、ひいては省燃費に貢献しています。
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・・・・ パネルの合わせ目を溶接しています ・・・・
このような場合、一般的には炭酸ガスを使って溶接するところが多いようです。
炭酸ガスのメリットは、なによりも安価ということです。
デメリットは、他物質と反応することもあり、結果として溶接部に不純物が付いてしまう
ことがあるということです。
そのため、炭酸ガスで「超高張力剛板」を溶接しますと、バチバチと跳ねることもあり、
なかなか溶接しにくいときがあります。
それは、この剛板パネルが防錆処理として亜鉛メッキ処理を施しているからでもあります。
そういった自動車のパネルの性質に合わせた仕様になっているのが、
この「MOガス」を使った溶接なのです。
MOガスのデメリットは、炭酸ガスよりも高価ということと、機械自体も専用のものを使わないと
いけないということです。
*なお、アルゴンと炭酸ガスの混合ガス、「アルタン」という混合ガスもあります。
これは、アルゴンの良さと、炭酸ガスの安さの、いいとこ取りを狙ったものです。
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溶接時に発生するこの閃光は、実は目に悪いのです。
あまりにも、まぶしすぎるからです。
専用の遮光グラスを掛けて作業しなければ、目を傷めてしまいます。
目がチカチカしてしまい、夜眠れなくなってしまうのです。
それなのに、なんと、「ベテラン神田氏」は遮光グラスをかけないで溶接してしまう。
(かけているのは、ただのメガネです)
神田氏の目は大丈夫なのか!?
本人に聞いてみました。
そうしましたら、次のようなお答えをいただきました。
「うん、へいき」
・・・・・・・・・・。
おそるべし、神田氏。
そういうところが、「ベテラン」と呼ばれるゆえんなのです。
ちなみに、ご覧になっている皆さんの目は大丈夫ですよ。
画像ですから・・・。

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さらに、超高張力剛板と、安全ボディ車の規格に対応するべく、
新型のスポット溶接機を導入したのです。
金額は恐ろしいほど高いが、性能はすばらしくいいのです。
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何が凄いかというと、まず、*チップの先端まで水冷ということです。
信じられないかもしれませんが、チップが焼けてこないのです。
そのため、安定して打ち続けられるのです。
当然のことながら、溶接強度が非常に高く、トヨタ等自動車メーカーと
同等の強度が出せます。
なお、スポット溶接はパワーがあるだけではダメなのです。
詳しくは、今後紹介していくつもりですが、「電流・通電時間・加圧力」
この3つのバランスがスポット溶接の3大要素なのです。
パワー(電流)だけ突出していては、安全ボディの規格をクリアできる
溶接品質とは言えません。
何ミリの板厚を何枚重ねるか等、さまざまな条件によって、この3つの要素を調整して
溶接しなければいけません。
* チップとは、パネルをはさむ溶接部の先端のことです。
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スポット溶接をするには下処理(準備)が必要です。
防錆シールは、必ず塗布しなければなりません。
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・・・・・ フロアパネルを、片打ちのスポット溶接で打つ ・・・・・
いままでにも片打ちスポットは発売されていましたが、しっかりと溶着したのかどうか
不安が残るものもありました。
しかし、この機械は全く違います。
強力です。
さらに、コンパクトなので、もうどこでも安心して打てるという感じです。

この機械には片打ちモードがあって、特殊な波長で3段階に電流が流れてきます。
上の画像は、溶接のテストとして試してみたところです。
もちろん、水冷ですから安定して連続溶接できます。
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なんと、片打ちであっても、このような溶接跡がしっかり残る。
これが大事なことということは、もう皆さんおわかりですよね。
ガッチリ付いている証でもあります。
ウチは、この「跡」が欲しくて、この高価な機械を導入したのです。
強度の不足している溶接では、剥がれてくるおそれがありますし、
美観ということからも、ウチにとっては必要だったのです。
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溶接完了の状態。
右は交換したフロアパネル。
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パネルの継ぎ目は、十八番の「ハンダ盛り」。
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下回りから塗装しました。
アンダーコートと、シーリングも防錆のポイントです。

できるだけ事故前の状態に復元するため、「新車っぽく」塗装してみました。
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こういう修理の場合には、内装関係を取り外す必要があり、再使用する部品も多い。
そのため、こういった仕分けをしておくと後の組み付けが楽です。
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おおわくの修理が完成したところで、次は足回りの修理。
アーム、ナックル等々、損傷をうけた箇所は全部交換しました。
走りに重要な箇所だけに、慎重に見極める必要があります。
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ここでちょっと休憩。
偶然アルファが続いたので記念に撮影してみました。
賛否両論あるかもしれませんが、このスタイリングに惚れ込んでしまうのです。
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・・・・ 塗装後の磨き処理 ・・・・・・
塗装が完全に乾ききってから磨くのが理想です。
溶剤が抜けると、多少なりとも塗膜が沈むからです。
溶剤が完全に抜けるには時間がかかります。
そのため、細かいことを言えば、塗装後1週間位たってから再び磨くと、
より良い状態に仕上がります。
今回は、保険会社の事故処理の関係と、部品の手配の都合もあり、
完成までに1ヶ月以上かかってしまいました。
そのおかげと言ってはなんですが、とてもきれいな状態に仕上がったと思います。
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塗装も完了し、アライメント測定に移りました。
と、ここで問題発生。
アライメント調整後に最終チェックとしての試運転にいったところ、
ステアリングギアボックスがおかしいことが判明。
外見からは判断できませんでしたが、ギヤボックスにも影響があったのです。

これが、交換したステアリングギヤボックスです。
こういったところへの影響は、予想はできても目で見てわかるものではありません。
実際に走ってみて初めてわかるものです。
完成間近でしたので、再度足回りを脱着しなければなりませんし、
アライメントももう一度測定し直す必要があります。
いわゆる「二度手間」というものです。
しかし、そこで妥協するようなメカニックだったら本物ではありません。
保険会社にも、その旨の連絡を入れてから作業しました。
(当初の見積もりとは違ってくるため)
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さて、ついに完成です。 ↓ 仕上がりをご覧ください。
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余談となりますが、ホンダ・タイプRのエンジンは、すばらしくいいです。
F1技術というのものなのでしょうか。
パワー、フィーリングともすばらしいです。
すばらし過ぎて、公道ではもてあましてしまいます。
HONDAの技術ならば、2000ccもいらないのではないかとも思います。
1000〜1300ccくらいだったら、使い切れて、もっと楽しいかもしれません。
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精緻な作りなはずなのに、耐久性も十分にあり、かつ、エコカー認定。
HONDAイズムを感じさせられます。
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交換した、フロアパネルも、「それっぽい」仕上げになっていると思います。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、スポット溶接の「溶接跡」も、いい感じですね。
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映りこみから、「塗装の肌」がわかると思います。
これにて「HONDA魂」の復活とします。
2004. 03. yokoban.
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おまけの画像 ↓
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エンスーな車達と、後ろの建物(事務所)が実に似合わない・・・・。
ある人いわく、修理の「駆け込み寺」だとか・・・。
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