New!  yokoban style    2004年3月の修理実例紹介などなど 


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      2004年3月掲載分  Menu ↓

   
   
   


   業界誌に取材・掲載されました / 「人徳」について考える  / ワンボックス・パネル交換「燻し銀の背中」 / なんとGT−R大破! / 現況報告・CIVIC タイプR / 「調整」とは何か?  / 再修理について / 最近のパテの品質 / インプレッサWRX・板金yokoban流 / 高知県の方よりメール: いい師匠にめぐり会えた  / メールより:最近のクルマの板金修理の難しさ / AMG E50・エンジンクリーンの感想・横横道路取り締まり情報 / 工場内の風景・「引退について」 / BMW・M3:不幸にも当て逃げされる / 東京都Mさま:ベンツ板金・完成後のお礼メールより / タウンエース・ノア・パネル交換実例紹介 / メールより〜「大手カー用品量販店の板金・塗装進出について」 / メールより〜「クルマに可愛そうな仕上がり・修理屋の悩み」 / 近況報告 / 修理完成後のクレームについて / 塗装の助っ人「コンピュータ調色器」導入


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        月刊誌「カードック」より取材、2月号に掲載されました


     


                     


      残念ながら、記事は小さすぎて読めないと思います。

      現物がありますので、ご覧になりたい方は、ご来社の時にどうぞ。

      なお、Webに掲載するのに良い方法があるようでしたら、教えてください。

      (*素人なので、高度なテクニックは無理です。念のため)






                  
    3月19日(金) 「人徳について考える」 


     


                      直定規を使い、いつものボディ測定の模様。

                      「オイ! そっち持て」  (キツイ言いかた)




     


                      定規は、親方の好きな道具のひとつだ。

                      「オイ! サシ持って来い」  *定規のこと

                      「いいか! ここがこうで、あそこがああで・・・」(キツイ言いかた part 2)

    



                  


                   「イタリア人が直したんだな、これは」 (偏見)



          



                 

                   「社長! あいかわらずガンバルね〜」

                   「もう、年寄りは引退したいよー」  (若手へのイヤミ)
         



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               その日、フェラーリ様のフードに突然指を挟まれてしまった!(包帯しています)

               瞬間、「切断」という文字が頭の中によぎったが、幸いなことにセーフ・・・・。

               フード付け根のヒンジに、ギロチン状態となってしまったのです。

               (このフード実は結構重い)


               病院から帰ってきて、冷静になって振り返ってみた・・・。(謙虚に)

               名言「投げかけたものが帰ってくる」。

               したがって、これは僕自身の「日頃の行い」の結果だと感じた・・・。 


               災いは忘れた頃に起こるもの。

               「人徳を積む」ということを、心がけていきたい。



                            2004.0.3 yoppi.



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   3月19日(金)  近況報告

      


     ワンボックスのパネル交換。

     しかも、左右。

     面積大きいので、なにかとたいへん。




      


         ご覧のとおり、片側そっくり。




                   

                           「燻し銀の背中」


                        連日遅くまで頑張っています。


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    3月19日(金) 修理予告 ↓ 

      

              状況はご覧のとおり。 

              三浦半島の某コーナーでやってしまったとのこと。

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              このクルマの前所有者は、わたくしyoppi。

              かわいい、かわいいで、だいじに育てた娘が、

              知り合いの息子さんのところに、お嫁に行って約2ヶ月・・・・。

              なんてことだ・・・・。


              名車「R32・GT−R」 

              当然のことながら、ROMチューン済。 

              ブースト1キロ仕様・・・・。

              トランクには、初心者マーク貼・・・・。
              
              免許取って初めて乗るクルマがGT−Rでは、ちょっとパワーがありすぎたか・・・・。

             


   
                 

   
                「おいおい、どーするよ。  普通なら廃車だよ。 これは・・・。」



                 


              歴史に残る、名車「BNR32」です。 

              そう簡単には、廃車にさせたくありません!

              ただ、予算の都合もあり、中古部品の手配に時間がかかっています。

              人気のあるクルマだからでしょうか、正直なところ、中古部品が「無い」のです。


              数ヶ月前までは、僕が通勤で使っていたクルマです。

              急遽、ご縁で、知り合いの息子さんに譲ることになったのです。

              心の準備というか、GT−Rに変わるクルマが、これといってなかったものですから、

              まだ、次のクルマが決まっていません。

              いまだに、会社の軽トラを日常使っている状態です。



              このクルマで箱根、首都高、お台場デート(?)・・・と楽しんだものです。

              特に、首都高C1でスピンしたことは、今となってはいい思い出です。

              あの狭いC1でスピンして、わずかなカスリ傷で済んだことは、

              「奇跡」としかいいようがありません。



              そんな思い出いっぱいの、長年連れ添った古女房を見捨てるような、

              そんな薄情なこと、僕にはできません!! (ここは特に強調)



              というわけで、中古部品が揃い次第、アップしていきます。

            
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        3月19日(金)        現在作業中はこちら↓

                   


                              CIVIC Type R  



                     


                自走できないので、ジャッキで持ち上げて移動させなければならないほど。


      

           かなりのダメージを負っているので、時間はかかりそうです。

           フロアパネルにも影響ありです。

           足回りも合わせてトータルでなおさなければなりません。

           はたして、ホンダ・スポーツは復活できるのか!?

           乞うご期待。


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 3月18日 (木)更新: 「立て付け調整とは? 誤差について」 いただいたメールより↓


貴社HPを拝見しまして
初めてメールさせて頂きます。

突然ながらご相談がございまして・・・

先月、後部を追突(オカマ)されて只今近所の修理工場に入院しています。

先日の土曜日に途中経過を見に修理工場へ行ったのですが、
リアクオータのパネル類(新品)が溶接されてはいたものの、助手席のドアとツラが全くあっていないのです。
(ドアの方が5mm以上出っぱってます)
ちなみにドアは修理しません。 塗装は未だでした。

修理工場の方に聞いたところ、
最後にゴムなどのモール類で調整しますとの事だったのですが、
素人の考えですと、更にモール類でツラが合わなくなるような気がしております。
一般的にはどのように最後は調整するのでしょうか?

また当方、7点式ロールバーが装着されており他への影響なども心配であります。

 ・・・・・・・・・ 中略・・・・・・・・・・・

お忙しいところ恐縮ですが、ご回答頂けましたら幸いです。

何卒宜しくお願い申し上げます。

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 クルマには、必ずと言っていいほど誤差があります。

 エンジンもそうですが、新車のボディを組み立てる時にも、誤差は生じてしまいます。

 人間の作るものですから、計算どおりには、なかなかいきません。

 新車も組み立てライン完成後には、専門の技術者が、立て付け調整をします。

 そのため、パネル交換をするときに、立て付け「調整」をすることは、あたりまえのことです。

 新品のパネルを交換するのだから、手を入れるのはおかしいのではないかと、

 お考えになる方もいるかもしれませんが、クルマとはそういうものです。

 新品のパネルであっても、プレスの歪みが、発生しているものや、小さな傷、えくぼのような凹み、

 細かな形状が違う・・・等々、

 しかし、誤差といっても限度を超えたものは、もはや誤差ということではすまされません。

 メーカーでは、基本的に2〜3ミリを許容範囲としているようです。


 さて、本題の、どの程度までであれば、「調整」可能なのかというと、

 個人的な経験では、おおざっぱに言って、最大で5ミリくらいがいいところと思います。

 10ミリともなると、どこかがおかしいと考えた方がいいと思います。

 車種によって調整幅の多い少ないがありますので、あくまでも、ケースバイケースで

 対処するしかありません。

 
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      ここで、ウチの「調整」の模様をひとつ紹介します。 


      事故の衝撃で、ねじくれてしまったフェンダーを、「手技」で直す。

      



                     


                            「うりゃ〜〜」




                 



                          「とりゃあ〜〜〜」





                  


                       「どうだ?  上手くいったか?」


              

              *: 板金屋は、ハンマーを使うだけがすべてではありません。

                 ねじくれ、曲がりは、こうやって直すこともあります。

                 「調整」とは、人間でいう、「ボキボキ整体」とか、「カイロプラクティクス」に

                 近いものがあります。 

                 クルマにも、「急所」となるポイントがありますので、むやみやたらには、

                 マネをしないほうがいいと思います。 
   
                 間違えると、当然のことながら、へこんでしまいますので、注意が必要です。

                 数々の辛酸を嘗めてきたからこそできることなのです。

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  以下、先程のメールの方より ↓

             
(有)横須賀板金  蒲谷様

埼玉県の**です。
先日の土曜日は、誠にお世話になりました。

お休み中にもかかわらず、しかも他社の板金工場の仕上げチェックを無料でみて頂き、
しかも、お茶までご馳走になってしまって・・・
また、社長さん含め皆さんの人柄も十分に伝わりました!!
帰りは、何だかホットしまして横横で●50km/hも出してしまいました!

リアの曲がりは、しょうがないのでそのままにしますが(涙)、
ガラスのモールの件は、早速、地元の修理工場に指摘しましたので今度は、間違え無いと思います。
(最初からヨコバンにお頼みしていれば、こんなことには・・・)

次回、お世話になる事がございましたら
是非、宜しくお願いします。

それでは。


 この方のクルマは、某有名チューナーにて800馬力にチューンされた国産のマシン。
 
 ●は、1なのか、2なのか、はたまた3なのか気になりますが、フロントガラスの飛び石を見て

 ただものではないということがわかりました。

 きっと湾岸あたりを、かなりなハイアベレージで走行しているのでしょうね。

 今は、わけあってGT−Rを降りた僕ですが、(詳細は、後日)どこかでお会いできる機会があれば

 いいですね。 

 「安全第一」でお願いします!
 


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  3月18日(木)更新 : 以前にも、このようなメールをいただいた。 ↓ 


横須賀板金 御中

***ともうします。
見積もりをしていただきたいと思いまして、メールしました。

私は***に乗っております。3ヶ月ほど前、交差点での事故でフロント左側を中心に損傷し、
急なこともあって車を買ったディーラーにて保険修理(約100万)しました。
ですが、その仕上がりに満足がいかず、本来ならばクレームをつけるところでしょうが、
その技術力や対応に納得ができなかったので、大事な車の再修理を頼むにたのめず、
どうしたものかと悩み、色々と調べておりました。

そんな折、貴社のサイトを拝見して、丁寧な仕事ぶりに大変感心いたしました。
ここなら安心して任せられる・・・ サイトを見た私の率直な感想です。

 ・・・・・ 中略  ・・・・

貴社に教えていただきたいのは、今の私の車を貴社で再修理した場合の概算費用・・・・・。

 ・・・・・・・・・以下省略・・・・・・・
 
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 この方は、埼玉にお住まいとのことでしたが、このあと、クルマを当社まで持ち込んで来られ、

 リフトアップして、その不具合箇所を見させてもらいました。

 ウチで再修理するとなると、余計な出費がかかるので、ディーラーに掛け合うようおすすめしました。 

 以下、その後にいただいた メール。 ↓


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横須賀板金のみなさま

埼玉から行きました***です。
先日は本当にお世話になりました。

時間をかけて修復個所を懇切丁寧に見ていただき、本当に感謝の言葉がみつかりません。

また、エンジン洗浄の方も、オイル交換も同時に行ったので純粋な効果かわかりませんが、
ターボのかかりが早くなったように感じましたし、アイドリング時に出ていたエンジンの振動が収まりました。
施工して頂いて満足しています。

さて、ご助言を参考に本日ディーラーへ交渉に行きました。
事前に不具合個所をメモ書きでまとめまして、それを元にサービスの方と一点一点確認しました。
その際には、貴社名はだしませんでしたが、プロの方に見て頂いたことは話しました。
リフトアップして、下からも不具合を見てもらいました。

結果、サービスの方も真摯に受け止めてくれたようで、貴社で指摘していただいた不具合に関して、
すべて再修正ということになりました。

ただし、ディーラーとしても技術力の限界は感じているらしく、腕の立つ所には直せても、
自分たちには直せない事があるので、もし再修理しても私の満足が行くような修正が成されない場合は、
私の選択した板金工場で修理することも可能とのお話でした。

その際は、是非貴社にお願いしたいので、よろしくおねがいします。(笑)

以上です。またなにか状況が変わりましたらメールさせて頂きます。
では、失礼いたします。

    
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   認めてもらえて、こちらも良かったです。

   納得のいく、仕上がりとなるようお祈り申し上げます。

   

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   3月18日(木) 更新:  「最近のパテについて」


                    


               ヨコバンは、パテをまったく使わないのかというと、そうではありません。
                      
               パテを付けることも多々あります。

               使用量が少ない、ただそれだけです。



               ていねいに板金したとしても、損傷状況によっては、微妙なヘコミや、

               サンダーの磨き傷が、残ってしまうことがあります。

               その場合、塗装前の下地作りという観点から、パテを付けることとなります。

               そもそも、クルマの塗装というのは、鉄板の上に直に塗るものではありません。

               下地を作ってから、その上に塗装します。

               ウチは、できるだけ下地を大事にしようと考えているだけです。



              *最近は、パテの開発が盛んで、新製品が続々と発売されています。

                昔のパテとは、質が違います。

                価格は、少し高めですが、経年劣化に強いパテもあります。


                クルマを修理した際、気になるのは、なんと言っても、見た目の仕上がりです。

                ウチが勝手に地の鉄板(パネル)の復元状態や、パテの厚みにこだわっている

                だけですから、そう神経質になる必要もないと思います。


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    3月13日(土)更新  「インプレッサ板金」: yokoban style


       



         ご覧の通りの損傷。 

         オーナー様には、言いにくいですが、側面ボコボコという感じです。

         フェンダーの損傷も大きく、足まわりにも影響がでている模様。

         リアパネルでの致命傷は、横に走るラインが潰れていること。

                 



     
          


       特に深いのは、このリヤ部分。

       ドアとのすき間が大きく開いているのがわかると思います。

       こうなると、一般的にはリヤクオーターパネルも当然交換です。

       フロントフェンダーから、ドアも含めて側面全部交換というものです。

       クオーターパネルを交換するのも、ひと手間かかりますが、

       板金するのも、けっして容易なことでないことは、やったことのある方ならわかっていただける

       ると思います。

       今回は保険修理ではなく、全額オーナー様の自費修理となります。

       減らせるものは、できるかぎり減らしてあげなければなりません。

       誰しも、負担は少しでも軽くしたいと考えるもの。

       あたりまえのことです。

       かといって、ジムカーナでも使用するということもあり、

       いいかげんに直してもいいというものでもありません。

       そのような、事情を考慮して、交換するのは、前のフェンダーのみ。

       あとは板金でいくという方針にしました。

          .....................................................................

       エラそうなことを言ってしまいましたが、

       さて、本当に直せるのでしょうか?  

       


       ウチの板金技術では、以下のようになりましたので、じっくりご覧ください。 

       その前に、ここでこのインプレッサのオーナーのHP、日記「昼行灯の徒然なるままに」

       から一部引用させていただきます。


       *:なお、ウチの評価に関しては、割り引いて読んでください。



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       2004年2月6日

  昼休み、ご飯を食べる前に携帯を見ると”着信有り”。
  車をお願いした”ヨコバンさん”からの電話だった。
  13時過ぎ、電話を掛けてみる...  ”ストラット曲がってるから、交換します。”  とのこと。
  よろしくお願いしますと伝えて電話を切った。
  やっぱりかぁ...そんな思いである。  
  100キロぐらいのスピードで乗り上げたのだから驚きはしなかったが、修理費がかさむのでがっかりした。
  夜、自宅に戻ってパソコンを立ち上げると、ヨコバンさんからメールが届いていた。
  経過報告である。添付されていた写真2枚を慌てて開く.....
  すっ..すげえ!!
  検索して確かな腕のある板金屋さん”ヨコバンさん”を見つけて板金修理を依頼したのであるが、
  自分が思っていた以上の板金修復を受けた愛車の姿があった。
  感動した! ここまで直せるものなんだと。
  畑は違うが自分も技術屋のはしくれである。
  どれだけ心血注いで修理したのかは、写真を見てはっきり理解した。
  本当にいい板金屋さんにめぐり合えたことがうれしい!
  壊れた愛車の姿をホームページに載せるのは躊躇(ためら)ったが、
  ヨコバンさんの丁寧な仕事振りを見てください。
   →板金(ここからページが移れます)


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       横のラインが、しっかり出せるかどうかが、ポイント。

       担当は、「無の境地・ベテラン神田氏」

       *興味のある方は、こちらを参照

       


     


     なお、フロントの足まわりは、予想どおり「影響あり」でした。

     曲がっているのが、わかるしょうか。





                


                 ウチの場合、足回りは整備士の担当。

                 ダメなところは交換して、アライメントを測定。




                  そして完成です ↓
      


                    

                    光かがやくブルーメタリック。

                    いい色ですね。

                    大きなエアインテークと、リアスポイラーが、印象的です。



                    
                   


                       ビシッと決まった横のライン。

                       上手くいったと思います。

                       
                       
                       ガンガン走って楽しんでください。

                          2004.03.  yokoban.




       追伸:  オーナー様より、横須賀名物 「YRP携帯サブレー」なる、お菓子をいただきました。

       

            横須賀に住んでいながら、こんなお菓子があるとは知りませんでした。

            携帯電話は、横須賀が発祥の地というのは、なんか信じられない感じです。

            YRPとは、Yokosuka Research Park の頭文字を取ったもので、

            通信技術に特化した研究機関が多数立地している、日本のシリコンバレーみたいな

            地域のことです。

            この分野では、世界トップレベルというから驚きです。

            横須賀って意外とすごいところなのかもしれません・・・・。

            横須賀土産として使えますね。 美味しいですよ。

            YRP内コンビニ、ホテルYRP、市役所地下売店、横須賀テレコムリサーチパークなどで

            購入できます。


            YRPについては → こちら




           *オーナー様のホームページ →  

            ご自身のインプレッサの紹介、ジムカーナの情報、趣味のカメラについて等々。
                                          
 


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3.10  いただいたメールから: 高知県の方より

こんばんわ。

僕は先月で20歳になったものです。

免許をとってからとゆうもの車の世界にどっぷりハマリ、いつしか車関係の仕事をしたいとおもっていました。

始めは整備をしたいとおもっていましたけど先輩が板金塗装をやっていて、

それを見ているといつしか板金をしたいと思うようになっていました。

そしてつい半年前から、とある自動車(板金塗装、整備)に就職しました。

そして、とある腕利きの職人のいる板金塗装専門の会社に修行という形で派遣されました。

そこは、ほぼヨコバンさんの所と同じような修理方針でした。

いわば、いかに早くキレイにそして最小限のパテでしあげる・・・とゆうようなかたちでした。

しかし僕が修行に行っているところは、板金と塗装が分かれているわけです。

もちろん修正器による修正もしています。

ヨコバンさんのHPを見て、僕が修行に行っている所以外にも同じような修理方針の方がいて、

なにか安心した気分です。

本当にいまはパテでなにかと解決しようとする板金塗装屋がふえてきましたね・・・

高知には師匠のような職人も三人位しかいなくなったみたいです・・・

なければ鉄板で作る・・・とゆうこんな職人は大分減ったみたいですね・・・

僕の師匠は在庫がない旧車のドアを鉄板からつくってました。

こんな職人はもう何十年もしたらほとんどいなくなってしまう様な気がします。

でも僕はそんな師匠から習っている技術をいかして絶対職人になってみせます!!

またメールします♪


いい師匠にめぐり会えましたね。

(羨ましいです・・・。)

頑張ってください。

応援します。


なお、ウチの親方は、「石の上にも三年」と言っておりました。





3月10日 いただいたメールから: 最近のクルマの板金修理の難しさ


忙しい中メールを掲載してくださってありがとうございます。

早速なんですけど本田のライフなどが出始めてから軽自動車のパネルの板金に悩まされています。

ライフのドアとかエブリー、バモス、などのスライドドアとか、2ドアのアルト、トゥデイとか・・・・

また、乗用車でもドアの中の補強のビームなどで押されて伸びきってボンドのでこぼこが出ているやつなど

本当に板金難しいです。

手のひらサイズなら何とかいい感じで仕上げられてるんですけど、

ドアの前から後ろまでとかってなると全然だめです。

特にライフのドアの真ん中のプレスから下半分は強烈に手ごわいです。

何度となくなかされています。

ヨコバンさんほどの板金技術を持った方たちでしたらそう難しくないもんなんでしょうか?

いい感じで板金できてもパテ盛ったらへこんでいったとか、

サフいれて乾燥させていたらへこんでいったりとか・・・

同業者のみんなはそんなの直すもんじゃなく交換するもんだというんですけど。

そんなもんなんでしょうか?

ヨコバンさんならきっと何てことないんじゃないかと信じてメールしました。


よくわかります! 

親方いわく、「オレも神様じゃないので、そうおだてられても困る」とのこと。


軽のワンボックスタイプ・・・、外板の厚さは、なんと0.6ミリ。

パネルが薄いので、すぐ歪みが出てしまいます。

さらに、歪みを直そうと、おっかけだすときりがない・・・・。

ウチの対策としては、まず、「叩きすぎないこと」。

手を入れる面積を小さく抑えること。

そして、「熱に注意」。

乾燥させる際の、ヒーターの距離もポイントです。

「遠火でジワジワ」というイメージです。

また、パテの収縮でパネルが引っ張られるということもあります。


修理屋は、メーカーの新技術に対応できないとやっていけない、ツライ業界いです。

ウチも、対応するべく日々研究という感じです。

決して、「余裕しゃくしゃく」ではありません。

いい方法がありましたら、こちらこそ教えて下さい。(こっそりと)

秘密は守ります!


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  エンジンクリーンシステムを施工された方からの体験談

       


先日は、アライメント有難うございました。

自分の様な車好きは、まず車を買ったらその次は、安心を欲しがります。

前のオーナーが分らない上に、AMGの並行なんか買いますと心配で心配で /(-_-)ヽ

アライメントしか頼んでいませんでしたが、当日、燃料系・オイル系の洗浄を急に頼みましたが

忙しい中、お昼中も整備して頂き有難うございました。

調子がいい悪いは、横横を走った瞬間に分りましたよ。

いい感じです。(..) (^O^)!!

元が相当速いですが、速いときも渋滞の時も滑らかになりました。

宇都宮の出張から帰ってきて良かった!

ホント有難うございました。d((=^ェ'=))o イェィ!


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エンジンクリーンシステムの知名度は、まだまだ低く、その効果を疑問に思う方も多いです。

また、スタンドなどで勧められる「フラッシング」と混同されている方もいらっしゃいます。

詳細は、BILSTEINエンジン洗浄をご覧いただければ、仕組みがわかると思いますが、

僕自身の経験からいわせてもらえば、体感できる効果は明らかに違います。

この方のように、前オーナーのわからない中古車を買われた方はもちろんのこと、

快調なエンジンを維持していくためにも、おすすめします。

また、並行であろうが、なんであろうが門前払いするようなことは、ウチはしません。

もちろん整備の内容によっては、ディーラーのサービスに問い合わせることもあります。

しかし、これだけ並行輸入が多い時代なのに、あいかわらずメルセデス系の秘密主義は強いように思います。

そう簡単には教えてくれません。

それに比べて、BMWは良心的な対応をしてくれます。

ジャガーも親切です。

横須賀地域だけのことなんでしょうか。


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*なお、メール本文中の「横横」とは、横浜横須賀道路という莫大な費用をかけて建設された高速道路のことです。

この道路開設のおかげで、横須賀・三浦の人々が先進都市「横浜」と短時間で行き来できるようになったのです。

ただし、その代償は高く、20キロそこそこの距離に片道1000円以上も支払わなければなりません。

一説には、横須賀市久里浜にある原子力関係施設への輸送路として急遽建設されたのがホンネとも聞いています。

山々を切り崩して建設したので、その山間景色が都会からの人には心やすらぐのかもしれません。

日曜日の夕方は、渋滞することがよくあります。

遠方から来られる方が気になる、オービス・取り締まり状況に関して少々ご説明します。

横横の取り締まり危険度は、かなり高いです。

全線にわたり覆面パトカーが活躍しています。

(僕も過去にお世話になったことがあります。)

オービスは、上り線逗子ICの先にありますが、遠くからでも目立つのでまず問題はないでしょう。

下り線、横須賀IC〜衣笠SAの間に危険地帯があります。

例えますと、「草むらからパトカー」または、「オイ、マジかよ!看板で見えないっつうの」という感じです。

これ以上は、親戚に警察関係者がいる都合上やめておきます・・・・。



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                         談笑のひとコマ。

                     「こないださー、**行ってさー、良かったよー、今度行こうよ!」

                     「いいなー。 オレもいいとこ引退してのんびりしたいよ」 (嘘)

                     「仕事ばっかりしてると、疲れて死んじゃうよ!」

                     「いやー、若いのにはまだ任せらんないんだよー」 (本当)


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                            BMW M3  修理実例

                       


                   今年の1月の仕事だったと思うのですが、印象に残っているクルマでしたし、

                   オーナーさんにも掲載するかもしれませんと言ってありましたので、

                   遅ればせながら、紹介します。

                   BMW M3。

                   仕様ではなく、本物の「M」。

                   前モデルですが、修復歴なく、程度は申し分ありません。
 
                   そんなクルマですが、不幸にも、当て逃げされてしまったとか・・・・。





 
       
                      

        「おいおい、マジかよー」って言いたくなりますよね。


        ライトは割れちゃってるし、フェンダーの先は折れちゃってるしー。

        こうなったら、直さないわけいかないじゃん。

        まったく・・・。

         (想像)

        

                
                      
       


         脚色は、その辺にして本題をご覧ください。
 
         このあたりは、手の入る部分でしたので板金しました。

         



         
                       


                      いやったらしい凹みでしたが、時間をかけてここまで板金。



      


               


      


        M3っていいクルマですね。
 
        エンジンかけただけで伝わる凄み。

        さすが、M Powerという感じですね。

        きっと、いいレスポンスなんだと想像できます。

        稀少なクルマですから、大事にしていって欲しいものです。

        
        
        *ライトは、オーナーさんが手配した中古パーツを取りつけました。

          

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ヨコバンさま

お早うございます\(^o^)/

昨日初めて運転しました(-_-;)心配だったのです。ピカピカにしていただいたから。

出入りをしてみて、「何でぶつけたのかなあ」と思うほどスムースに車庫入れ出来て安心したと同時に、

反省もしました。

体調が悪かったのと、やはり慣れすぎてラフな運転だったと思いました。

これが人身であったなら、どんなに後悔しても、反省しても間に合わない事でした。

大事に思っていた車をひどく傷つけてとても悲しい思いをしましたが、人身事故でなかった事を幸いと思い、

慎重に運転しようと思いました。

また、藁にもすがる思いで、インターネットでヨコバンさんに出会えたのは、本当に地獄で何とかでした・・!(^^)!

今時こんなに丁寧な仕事、対応の誠実な会社があるのだなって驚いています。

感謝しておりますm(__)m

近所の人もビックリしていました。仕上がりや、ピカピカ具合が目を引いたのです。

思わず宣伝しちゃいました。

やっと信頼できる車のお医者さんを見つけたような気分です。

来年の車検も是非お願いします。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

もうセナのようなアクセルワークをしようなんて思わない事にします。なんて嘘です(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

取り急ぎ御礼まで   

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この方のクルマの損傷は上の画像のとおりでした。

yanaseでは、ドア、フェンダー交換で少なくとも40万以上はかかるとのこと。

理由は、モール周辺を強く押されているからということのようでした。

とても思い入れのあるクルマということでしたので、それも仕方ないかなと考えていたそうです。

メールと画像でおおよその見積もりを出してから都内まで伺い、現車を確認して、板金修理可能と判断、

塗装もいれてディーラーでの交換見積もりの、半分強と説明しました。

(実際は、この画像で見えるより深いヘコミです)

今回は、ベテラン神田氏が担当し、黙々と修理してしまいましたので

途中の画像は撮れませんでしたが、仕上がり状態については、おおよその察しがつくかと思います。

*(感じ方は人それぞれですから、ウチの評価に関しては、割り引いて読んでください。 実際は、たいした工場ではありません)


長らくお待たせしたのにもかかわらず、お礼としてケーキまでいただいてしまいました。

担当の神田氏は、お酒はダメなんですが、大の甘党なので大喜び。

「いやーやっぱり東京のケーキはおいしいな〜」

思わぬお礼でこちらも嬉しい1日でした。

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     遅ればせながら、2月の仕事です。

     パネル交換yokoban流ということで紹介します。

     ワンボックスのパネルは大きいので、交換は容易ではありませんが、

     こう凹んでしまうと交換したほうがいいです。

     



                    



                   この角度から見れば、納得していただけるでしょう。

                   (前ドアは、板金修理です。)

                   板金できなくはないですが、手も入りませんし大きな一枚モノのパネルですから

                   歪みが発生する可能性があります。

                   




         


        新品パネルをカット。

        このように、つなぎ合わせる。

        合わせ目は、溶接後にハンダで処理。

        パテの使用量を減らす。

        つなぎ方は、いろいろありますが、今回は「折り込みを作る」方法。

        (詳細については、今回忙しくて画像を取り損ねたため、またの機会にさせていただきます。)

        この方法のメリットは溶接時の熱による歪みが発生し難いことです。




                   

                               塗装の完了



        


        お約束のスポット溶接。

        パワー(高電流)がないと、こうはなりません。




                    
                   


                    やっとこさ、完成。

                    納期を大きく遅れてしまいました。

                    たいへんお待たせ致しました。


                    そう言えば、前ドアのツラがちょっと出ていました。

                    このとき気づくべきでした。

                    調整不足です。

                    わざわざ寄っていただき、ご迷惑をおかけしました。


                    


                    


               今回のように、損傷の状況によっては、パネル交換をおすすめすることもあります。

               交換と言っても、ドアやフェンダーとは違ってボルト止めではありませんから、

               「簡単ポンッ!」というわけにはいかないのが現実です。

               特に、前ドアからの横に走るラインが合うように気をつけなければなりません。

               (あたりまえのことですが)

               溶接止めですから、もし間違った場合、やり直しは容易ではありません。

               そのため、自信がなければやりたがらない仕事でもあります。

                                 2004. yoppi



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こんにちは。

尊敬するヨコバンさんに取り上げてもらえて光栄です。

オートバックスも板金業界に進出とありましたがまさにそのとおりです。

今働いているところにも近所のオートバックスから話が着てます。

それも早くて今年の4月くらいからと言うことです。

オートバックス自体でやるのではなくオートバックスとカーコンビニが提携を結ぶらしいですね。

それでオートバックスに入ってきた仕事をカーコンビニがやるってかたちらしいですよ。

近所にも新たに整備工場がカーコンビニ出してきたし、それも整備の人を一ヶ月の研修に行かせてやっているらしいです。

「いいのかよーー」って感じなんだけど結構車も入ってます。

いつもその工場の前を通勤で通るんですけどそのたびに「板金塗装をなめんじゃねーぞ」と心の中で叫んでます。

たとえば調色で言ったらソリットはともかくパールやメタなんかは絶対といっていいほど100%ってのはないですしね。

たとえば調色灯であっていても水銀灯の下、昼間の太陽光、夕日、日陰,などでは違います。

本当にそういって世界ですよねー板金塗装って。




掲載遅くなりました。 

情報ありがとうございます。

カーコンの台頭がそちらでも進んでいるようですね。

オートバックスは、その資本力と知名度をいかして、遂に板金業にも参入してきました。

いずれ、他の量販店も参入してくるでしょう。

僕の予想では、この流れは結構強力で、今後も勢いを増すと思います。

そうなると、影響を受ける修理工場もでてくるかもしれません。

しかし、お店の数は増えてきても、本当にに板金塗装ができる人の数が増えているわけではありませんので、

いずれ、お客さんもそのことに気づいてくると思います。

  ・・・・・・・

板金塗装は、おっしゃるとおり奥が深く難しいものです。

マニュアルどおりになんて、そう簡単にできるものではありません。


そういえば、以前親方がこんな事を言ってたことがあります。

「熟練とは、技術が熟してくるまでやって初めて熟練という・・・・。」


お互い頑張っていきましょう!

それでは、また。



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2004年 3月 2日 :  いただいたメールから  〜修理工場共通の悩み〜

  
ホームページ見させてもらいました。

自分は埼玉県で風吹けば飛んでしまうぐらいの工場で1人で板金屋を営んでる者です。

正直な話、ヨコバンさんの板金は今の時代ながら、すごい丁寧でびっくりしました。 

自分は今33歳なのですが、見習いの頃にいた板金工場が(15年前)が唯一そんな感じだったかな〜って思うぐらいです。

昔の職人さんは、お金よりも自分の納得いく仕事をしたいっていう見本みたいな感じですね。

塗装の色合わせについても、100%は無理とか、ほんと本音ですよね。

素人騙しのホームページが多い中 好感持てました。

自分はまだ独立して4年で保険代理店などからの紹介してもらった仕事は100%の仕上がりとはいきませが、

頑張ってやらせて貰っています。

時折、地元の知り合いの中古車販売店の仕事など、金額や相手の態度をみてペイント以外の所で、

車には可愛そうな仕上りにしてしまう事もあり、いつもそのジレンマに悩んでいます・・

いつかはヨコバンさんのように納得いく仕事だけ出来るようになれる事を目指して日々腕が錆びないように頑張ります。

また、ちょくちょくお邪魔させていただきます。勉強になりました 有難うございました。

それでは失礼します。  


    
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この方のように、ひとりでやっている方が多いのも、板金業の特徴です。

整備業とは違い、資格がいらないため、仕事が入ってくるルートが確立されていれば、比較的独立しやすいのです。

仕事先のルートとして確立できるのは、ディーラーからの請け、法人の営業車の一括管理、中古車屋さんとの連携が

一般的なところ。

最近は、この方のように保険会社から紹介を受けるというケースもあります。

保険会社も外資の参入、金融自由化により競争が厳しなってきており、ムダな保険金支払いをないよう厳しくチェックするように

なってきています。

そのため、いいかげんな修理工場で修理され、法外な修理代の請求でもめるよりも、

信用のある工場に紹介した方がスムースで良いのです。


このメールでおもしろいのは、車には可愛そうな仕上りにしてしまう事もあり・・・・というところ。

同業者として、この気持ちはよくわかります。

予算の問題がいちばんのネックです。

職人として、じゅうぶん納得できるまでやるとなると、それなりに時間と手間がかかります。

「芸術家レベル」と言ったら大げさでしょうか。

少なくとも、時間あたり工賃とか、標準作業時間なんていうことばかり気にしていては、

「納得できるいい仕上がり」など、そう簡単にできるものではないと個人的には思います。

あるのは「夢中」、そのひとことです。

しかし、そんな気持ちに降りかかってくるのが、予算、納期という問題です。

これは、どの業界にもあることなのはわかりますが、修理屋は出来上がりがすべてですから、ここが一番の悩みどころです。

お客さんの要望もさまざまです。

なによりも納期を優先する方もいますし、その逆に時間はかかってもいいから・・・という方もいます。

もちろん、予算は誰だって気になります。

その辺の兼ね合いがポイントです。

おそらくこの方も、予算内で、できるかぎりのベストを心がけているのだと思います。




僕の自戒の言葉をひとつ紹介します ↓

「貰う金考え仕事するような けちな心じゃ人は延びぬぞ」

 東京湾観音建立者  宇佐美 政衛


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     2004年 2月 近況報告&クレームについて



       やっと更新です。

       一般に、自動車修理工場は、年明けよりも年末の方が忙しい。

       いわゆる「年末かけこみ修理」というものです。

       お正月には気分良くきれいなクルマで出かけたいう心理が働くのでしょう。

       大掃除といい、「年内いっぱいで・・・」という日本人の気質なんでしょうね。

       そういうことで、年明けはそんなに忙しくはないのが通例なのですが、

       おかげさまで相次ぐご依頼をいただきまして、工場は満杯状態となってしまいました。

       ウチは、板金2名、塗装1名の小人数体勢でやっていまして、

       多数のご入庫に、少々あおられ気味となってしまいました。 

       その結果、ここ最近になって、納期遅れといくつかのクレームを発生させてしまいました。

       仕事のクオリティを落とすことはしたくありませんし、納期も気にしなければなりません。

       そのために、連日遅くまでがんばったのですが・・・。

       でも、その無理がたたってしまったというところです。

       クレームの内容は、下記にいただいたメールを掲載しておきます。




        
             

  .........................................................................................................................................................................


           横須賀板金) 蒲谷様

         **です。

        先日は、インプレッサの板金ありがとうございました。

        足のほうもしっかりして、ドアのたてつけもよくなり、

        綺麗に直してもらいまして感謝しています。

        ところで、日曜日に気がついたのですが、

        左側のフェンダーで、微妙に歪みがあります。

        (周りの映りこみ でわかる程度。出っ張ったライン(曲面)の前から2,3cmのところです。)
 
        触ってみると凹みではなく凸なので、内側から何かが当たったか、元からだったと思われます。

        右側のタイヤをヒットしたときに、何かしら押されたのでしょうか?
 
        気にしなければわからないレベルのものですけど、フェンダーの下側に何か問題ありませんよね?

        ちょっと、不安になったもので。 

        特に変な挙動もあるわけでもないし、すぐに修理する余裕もないのですが

        ちょっと見ていただけますでしょうか?

        (土曜日にでも お伺いしたいんですけど、よろしいですか?)
 
        どうでもいいことなんですけど、トランクのランプが点かなくてちょっと焦りました。

        コネクターが外れっぱなしだっただけなので自分で戻しましたけど(^ー^;)

        以上、よろしくお願いします。



         


      ....................................................................................................


       メールいただきました。

       トランクのランプにつきましては、申し訳ありませんでした。

      日頃から、ランプ類は、確認するよう言ってあるのですが、

      結果として、そのような事態となってしまい、大変ご迷惑おかけしました。

      (この事は、担当に充分注意しておきました)


      凸の件。

      ご指摘の件は、前後が書いてありませんが、左側のリヤフェンダーということでしょうか?

      そうでしたら、ぶつかった時の衝撃により、トランク内の荷物が、当たった可能性があると

      予想できますが、いずれにしましても、遠慮無くお越し下さい。

      yokoban 蒲谷


      *注: 凸は、今回の事故との因果関係がはっきりはしませんでしたが、

           逆デントリペアで修理しました。

         ....................................................................................................
       
       以上のようなことが発生してしまいました。

       修理完成後の最終チェックの見落としによるものです。

       自動車修理においては、最終の仕上げを左右する「塗装工程」がなにより慎重を期して

       おこなわなければならないのですが、慎重になればなるほど、そのぶん時間が

       かかってしまいます。

       予定していた納期が迫っていまして、塗装完了後には、「組み付け」を少々
   
       急いでしまいました。

       その結果、かえってご迷惑をおかけすることとなってしまいました。

       一同反省しております。

       今後このようなことが起こらないよう、充分に気をつけます。



       * また、完成・納車後に、お気づきのところがありました時は、遠慮なくご連絡ください。

         誠意をもって対処します。

         但し、修理ですから、どんなにがんばっても新車と同じには戻せません。

         限界があります。

         ご希望に添えるようがんばりますが、その辺はご承知おき下さい。



        以上のことを、ここに報告するとともに、今後こういったことが二度とおこらないよう、

        次のような対策をしました。 

    
               

  
     自動車修理においては、塗装の仕上がり状態が外観上いちばん目に付く、

     ということは先程書きましたが、

     納期の問題もあり、そうそう「のんき」にはやっていられなくなってきました。

     そのため、遂にウチも、「調色&計量器」なる装置を導入することにしました。

     塗料メーカーのトップ企業である「日本ペイント」製の最新型コンピューター調色器です。

     右の画像のものが、いわゆるスキャナーとなるものです。

     システムとしては、スキャナーで実車の色を読み込み、コンピューターで色の成分を分析、

     配合を計算するという、ひじょうにお利口な装置です。

     最新型になってかなり精度があがったそうで、気になる「色合わせ」については、

     上出来と言っていいほどです。

     調色率は、控えめに言っても80%以上だそうです。

     厳しい見方をすれば、80%以上というわけですから、パーフェクトではありません。

     微妙な誤差は、どうしても生じてしまいます。

     しかし、メリットは、少なくとも80%のレベルまではコンピューターで色合わせができますので、

     そのぶん時間の短縮になることです。

     これによって、人間の目は、最後の微調整に専念することができます。

     信じられないかもしれませんが、今までは、太陽光の下で人間の目でいちから色合わせ

     していたものですから・・・・。

     

     デメリットは、この装置の価格が高いこと。

     なんだかんだで、軽く300万オーバー。

     このご時世、導入をためらってしまうところも多いと思います。





                   


                       取り扱いの説明を受ける。

                       操作は、簡単なような難しいような・・・。




 
                   



                    見えづらいですが、色の配合が表示されています。




       


     このように、スキャナーを合わせたいところに持って行って、読み込ませる。

     最新型になってその精度は、旧型よりもかなりあがっているそうです。

     何せ、このスキャナーだけで100万円はするという・・・。

     壊したり、故障したりしたら、日本では直すことは出来ず、アメリカに送らなければならない。

     現車の色を読み込ます方式ですから、ワンオフ・オリジナルカラーのクルマにも威力を発揮します。

     このメルセデスベンツの色は、シルバーですが、製造国や、製造年月、仕向地(輸出国仕様)

     によって微妙に色味に違いがあります。

     (カラー番号的には同じ番号です)

     ベンツオーナーの皆様、ご存じでしたか?

     製造工場は、実はドイツだけではありません。

     南アフリカにもメルセデスの工場があります。

     人件費等の経費の問題から、各自動車メーカーは、グローバルな経営となってきています。

     さらに、メーカーが製造時に使う塗料は、1000台ごととかのロット単位で調色した色を使って

     塗装しています。

     ドラム缶何本ずつとかいうレベルでの色の配合です。

     そのために、その1000台とかの1ロットの区切りごとに、微妙に差がでてしまうのです。

     だからこそ、きれいな仕上がりを求めるには、必ず現車合わせが必要となります。

     もはや、色見本帳だけをたよりに色合わせをしているようでは、正直なところ「ダメ」な時代 です。

     このようなメーカー側の背景を知っていないと、「見本帳のとおりなのに、

     なんで色が合わないんだろう〜」と

     延々悩んでしまうことにもなりかねません。

     以上、長くなりましたが、このような強力な助っ人を導入しました。








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